アインシュタインが好きです。
これまでにも、アインシュタインの言葉が綴られた本を読んで元気をもらったり、息子とアインシュタイン展を楽しんだり。
この記事では、そんなアインシュタイン好きの私が、アインシュタインが娘リーゼルに宛てたと言われる手紙について触れています。
宇多田ヒカルの歌に出てくるアインシュタイン
最近、宇多田ヒカルさんの『Electricity』という曲の歌詞に、アインシュタインが娘に宛てた手紙のフレーズが出てくることを知り、嬉しくなりました。
レストランで向かい合う二人のシーンから始まる歌詞。
二人だけの小宇宙がそこにはあります。
そして二人の間にある何か。愛であり、物理的に言うなら光であり。
曲も素敵だけと、歌詞も素敵です。
フェイクだとしても心に響く言葉
アインシュタインが娘に宛てた手紙はフェイクという話もあるようです。
偉人の手紙の真偽というのは大切なことだとは思います。
しかし偽物だとしたら、一体誰が何のために?
アインシュタインがこの内容を伝えたことにすれば、説得力があるとでも誰かが思ったのでしょうか。
謎ですが、私自身もアインシュタインの言葉だからこそ感動したというのは確かです。
私が特に好きなのは、以下の部分。
愛は展開し、開示する。
引用元:https://ameblo.jp/unityinstitute/entry-12049168865.html
それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、 そのエネルギーは解放されるのを待っている。
引用元:https://ameblo.jp/unityinstitute/entry-12049168865.html
アインシュタインが研究の末にたどり着いたのが「愛」なのであれば、それは素敵なことだと思います。
愛は展開し、開示する。
愛は閉じるのではなく開くし、縮小ではなく拡大し、切るのではなく繋るもの。
愛というと宗教的な感じがするでしょうか。
それなら、何か「肯定的なもの」と言い換えてもいいのかもしれません。
肯定する。OKを出す。
OKを出せば、その対象と繋がり、そしてその先の展開がある。
それならいつもいつもOKを出さなければいけないのかというと、そういうわけではなくて、NOと言う時も、自分のなかで別の何かにOKを出しているはずなので、そちらの方に展開します。
つまり、いつでも愛はあるし、展開しているのですよね。
このことに気付くと、本当にすごい言葉だと思います。
愛の発電機のありか
たとえば自分が好きだと思うことをする。好きな物に囲まれる。好きな人と過ごす。
そのすべてが「愛の発電機」。
それが解放されるのを待っている、だなんて、なんだかワクワクしました。
好きなこと、心地の良いことなら、エネルギーが沸いてきます。
嫌いなこと、苦手なことを頑張るのは、消耗が激しいですよね。
これもまたシンプルなことだと思います。
私の場合、会社で働くという苦手なことをやめたら、エネルギーの消耗がなくなりました。
エネルギーを消耗すると、それを作り出す時間が必要になります。
せっかく生み出したエネルギーをまた苦手なことに消耗してしまい、生み出しては消耗するの繰り返し。
それが好きなことだったら?
好きなことそのものがエネルギーになるのだから、動きながらエネルギーを生み出す好循環のサイクルに入っていけるのですよね。
これってすごいことだと思います。
シンプルなことがいちばん難しい
アインシュタインは手紙のなかで、死後20年間は公開しないで欲しいと言っているそうです。
人々がまだその内容を受け取る準備ができていないから、と。
たった20年で人々がどこまで変われるのかはわかりませんが。
いずれにしても、愛って本当はとてもシンプルで、アインシュタインが言っていることも実はシンプル。
でも、だからこそ、受け取るのが難しいのかもしれないですね。
この記事はまったくの個人的感想ですが、アンシュタインがとても好きなので取り上げさせていただきました。
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