「明日の仕事が不安で眠れない」
そんなお悩みはありませんか。
今回は「不安感から抜け出したい」あなたにお勧めしたい本3選をご紹介します。
心理学のおすすめの本3選
今回おすすめする本は、以下の3冊です。
- 『心配ごとや不安が消える「心の整理術」を1冊にまとめてみた』
- 「カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた」
- 「精神科医がすすめるこれからの生き方図鑑」
それでは、1つずつご紹介していきます。
『心配ごとや不安が消える「心の整理術」を1冊にまとめてみた』
1冊目は『心配事や不安が消える「心の整理術」を1冊にまとめてみた(松原正樹 著)』です。
著者の松原正樹さんは東大の大学院で情報学の客員教授を務めながら、佛母寺というお寺の住職さんでもあるという方です。
その為、内容の随所に仏教の教えに基づいたものが多くみられます。
例えば、「心配事の9割はあなたの思い込み」というテーマの中で
中国禅宗の開祖である達磨大師(だるまさんの、あの人です)と弟子のやりとりが出てきたりします。
重厚な歴史のある仏教の教えがわかりやすい文体で解説されており、私の心にもスーッと溶け込んできました。
また、宗教学の読み物としても興味深いので、お勧めです。
「カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた」
2冊目は「カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた」(伊藤絵美 著)です。
題名の通り、著者は臨床心理士としてカウンセラーをされている方です。
冒頭で「なぜ私がカウンセラーを目指すことになったのか」というテーマで、大学時代の心理学の授業でのお話を書いておられたりもします。
これがまた面白く、エッセイ本として読むこともできます。
「認知行動療法」や「認知再構成法」など、本格的な心理学用語が出てきますが
とても分かりやすく解説されています。
心理学の入門書にもなりそうですね。
不安感を科学的に解消する術が多数載っており、おすすめです。
「精神科医がすすめるこれからの生き方図鑑」
3冊目は「精神科医がすすめるこれからの生き方図鑑」(樺沢紫苑 著)です。
著者は精神科医の方です。
こちらの本では不安の解消に限らず、「自分を成長させる方法」や「健康であり続ける方法」など、幅広いテーマを47つのポイントに区分けしながら解説されています。
イラスト付きで、1つ1つのポイントも短く簡潔です。
メンタルの安定には不安感情との向き合い方だけではなく、「日の光を浴びる」などの身体的なメンテナンスも重要となってきます。
本書ではそれらを網羅するレベルで、多くの解説が載っているので是非お勧めしたいです。
まとめ
不安感との向き合い方について、おすすめな本を3冊ご紹介しました。
気になる本は見つかったでしょうか。
少しでも心の支えになれれば幸いです。
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